煉瓦壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 07:27 UTC 版)
鉄筋コンクリート建築で、壁面は煉瓦造り。外壁建材は旧台南測候所やハヤシ百貨店と同様に北投窯業産の「大山形素焼十三溝面煉瓦」という当時台湾で流行していた素焼きで1つの面に13本の溝が入ったものが使われている。釉掛け処理のない素焼きのため元は土色だった。これは当時の国防を考慮していたとされている。反射光量が少なく上空から視認されにくいことから空襲を免れたといわれている。戦後は警察機関において識別を統一するため紅漆が上塗りされた。2015年以降の美術館計画の進行に伴い元の土色を甦らせている。
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