151系電車牽引対応改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 15:03 UTC 版)
「国鉄ED73形電気機関車」の記事における「151系電車牽引対応改造」の解説
1964年10月、東海道新幹線開業にともなって山陽本線系統に転用された特急「つばめ」・「はと」の博多乗り入れが実施された。同列車は直流専用の151系電車によるため自力走行できない下関以西では電気機関車を用いて牽引を行い、サービス用電源は機関車次位に連結したサヤ420形から供給することで対応した。 交流電化区間である門司 - 博多間は、本形式が牽引に充当されることになり15 - 22に対して以下の改造を施工した。 151系電車への補助回路用引き通しとサヤ420形の非常パンタグラフ下げ回路を装備。 ナンバープレートを黄色枠で囲み非対応機と区別。 交直流両用の481系電車投入により、1965年10月1日にはこの変則的な運用は終了。改造車は原状復帰された。
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