11代 幸方
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11代目 鴻池 善右衛門(慶応元年5月25日(1865年6月18日) - 昭和6年(1931年)3月18日)は、明治・大正・昭和初期の当主。名は幸方、また始、善次郎とも称した。 10代目善右衛門幸富の長男。明治17年(1884年)1月、家督を継承。日本生命保険の初代社長に就任、また第十三国立銀行頭取・大阪倉庫社長・関西大学評議員など務めた。明治30年(1897年)には鴻池銀行を設立した。明治44年(1911年)8月25日、父の功績によって男爵に叙せられる。姉のあゐは大阪市屈指の資産家・和田久左衛門(金物商)に、妹のダイは白木屋社長の10代目大村彦太郎に嫁いだ。 妻の路子は三井高保(三井室町家当主、男爵)の長女。長男は12代目善右衛門幸昌。次男鴻池幸武(よしたけ、1914年-1945年)は浄瑠璃研究の第一人者として知られる。 栄典 1915年(大正4年)11月10日 - 勲三等瑞宝章 1928年(昭和3年)11月10日 - 旭日中綬章 先代: (設立) 日本生命保険社長 初代:1889年 - 1903年 次代: 片岡直温
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