10年振りのセレッソ大阪復帰
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「乾貴士」の記事における「10年振りのセレッソ大阪復帰」の解説
2021年8月31日、セレッソ大阪復帰が正式に発表された。背番号は23番。背番号に関して、クラブからは以前のセレッソ所属時の背番号であり、2019年シーズン終了後の水沼宏太の横浜F・マリノスへの移籍後、空き番号となっていた7番を用意されたが、乾がセレッソから海外移籍した際の年齢であった23で再スタートしたいという思いや、かつてセレッソに在籍していた山下達也が付けていたことから23番を選択した。 2022年1月17日、自らクラブに志願して、背番号を森島寛晃、香川真司、清武弘嗣、柿谷曜一朗が付けたセレッソ大阪のエースナンバーである「8」番に変更した。4月2日、アウェイで行われた川崎フロンターレ戦で、スペイン・エイバル時代に培った守備のポジショニングを表現し、相手のストロングポイントを消す仕事を請け負ったうえで、2ゴールを奪い勝利に貢献した。また、フロンターレのホーム無敗記録をJ1記録タイの25でストップさせることになった。 左サイドハーフで主力として起用され、守備だけでなく、リーグ戦5試合出場3得点1アシスト(公式戦計6試合出場4得点1アシスト)と数字上でも活躍しており、「クラブを強くしたい」「背番号変更が無駄ではなかったことを必ずプレーで証明する」という思いを体現していたが、後にクラブからペナルティーを受ける事態になった(詳細後述)。チームは乾の不在後、15試合でわずか3敗だった。2022年6月9日、クラブとの契約を両者合意で解消し退団したことが発表された。「申し訳ありません。当初の自分の行動で、皆さんにご迷惑をおかけした点については反省してますし、関係する方々にも謝罪もさせていただきました。大好きなサッカーを続けていくために、今日の結論に至りました。ファン・サポーターの皆さん、これまでともに戦った選手・スタッフ、セレッソに関わる全ての人たちには感謝の思いでいっぱいです。僕はセレッソ大阪の選手ではなくなりますが、セレッソの選手としてこれまで全力でプレーしてきました。これからもセレッソ大阪を応援しています」などと謝罪と感謝の想いを示した。
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