種子島ゴールド【タネガシマゴールド】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7086号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | かんしょ | |
登録品種の名称及びその読み | 種子島ゴールド よみ:タネガシマゴールド |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鹿児島県 | |
品種登録者の住所 | 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上妻道紀、神門達也、佐藤光徳、安庭誠 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,鹿児島県種子島で収集した肉色が紫の在来系統の中から育成されたものであり,いもの形状は長紡錘形,皮色は基本色が白,補助色が黄で,肉色が紫の青果及び加工向きの品種である。草型はやや匍匐型,草勢は強,草高は低,茎色及び節色は少,茎の太さは中,茎長は長,分枝数及び節間長は中,茎の毛茸は多である。頂葉色及び葉色は淡緑,葉形は多欠刻,葉の大小は中,葉脈色及び密腺色は多である。藷梗の長さ及び強さは中,いもの形状は(1)が長紡錘形,(2)が中,大小は大,皮色は基本色が白,補助色が黄,濃淡は淡,分布は均一,肉色は紫,目の浅深は中,条溝及び皮脈は無,外観はやや上である。萌芽の遅速,多少及び早堀適性は中,アール当たりの上いも重は多,カロチンの多少は無,食味は中である。「高系14号」と比較して,葉形が多欠刻であること,いもの皮色(基本色)が白であること,いもの肉色が紫であること等で,「種子島在来(紫)」と比較して,茎色が少ないこと,葉色が淡いこと,葉形が多欠刻であること,いもの皮色(基本色)が白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に鹿児島県種子島で収集した肉色が紫の在来系統の中から選抜された系統を平成元年から鹿児島県農業試験場(鹿児島県西之表市)において,形状等に着目して個体選抜を繰り返して育成された固定品種であり,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「種子島紫7号」であった。 |
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