KGM952【KGM952】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7903号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | KGM952 よみ:KGM952 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | カゴメ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中田健吾、津布楽洋和、田中宥司、余郷克己 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,アメリカ合衆国より導入した「TK434」と出願者保有の系統を交配して育成した系統を母系とし,台湾より導入した「TK1976」と出願者保有の系統を交配して育成した系統を父系とする交雑品種であり,完熟期の果実は濃赤色でやや小さく,果柄に離層がなく,リコピン含量が高い加工用品種である。草姿は心止まり,子葉の大きさは中,色は緑,胚軸のアントシアニン着色は有,節間長及び第1花房より下の葉数は中,花房間葉数は一般に2,葉色は緑,葉形は1型,巻葉性は中,葉長はやや短,葉幅はやや狭,根の太さは中である。花房の形は単純,花数は中,完熟期の果色は濃赤,果実表皮の色は黄,果形は球形,果頂部の形は平滑,果実の大きさはやや小,果実の硬さはかなり硬,子室数は一般に3~4,果実の大きさの均一性は中,果肩部の緑色は無,へた落ちの大きさは中,果柄の離層は無,花落ちの形は星状,果肉の色は濃紅である。開花始期は中,着色始期はやや晩,裂果抵抗性は強,可溶性固形物含量,酸度及び全固形物量は中,半身萎凋病抵抗性は無,萎凋病レースJ-1抵抗性は有である。「レッドカゴメ82」と比較して,果実が小さいこと,果肉の色が濃紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,アメリカ合衆国より導入した「TK434」に出願者保有の系統を交配して育成した系統「Kc78-429-1-1-1-1-1」を母系とし,台湾より導入した「TK1976」に出願者保有の系統を交配して育成した系統「Kc81-353-1-1-2-1-2-2」を父系とする交雑品種であり,平成4年に出願者の研究所(栃木県那須郡西那須野町)において,交配組み合わせ能力検定試験を実施し,5年から特性の調査を行い,7年に目標とする特性を有して いることを確認して育成を完了したものである。 |
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