鳥毛立女屏風とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 道具 > 屏風 > 鳥毛立女屏風の意味・解説 

とりげりゅうじょのびょうぶ〔とりげリフヂヨのビヤウブ〕【鳥毛立女屏風】

読み方:とりげりゅうじょのびょうぶ

正倉院に伝わる屏風の一。六扇からなり、各扇に唐装の婦人一人配した樹下美人図天平勝宝8年756)の東大寺献物帳記載される頭髪着衣樹木などにヤマドリ羽毛が貼(は)られていたのでこの名があるが、現在はほとんど剝落(はくらく)して下図の墨線のみとなり、彩色され面貌(めんぼう)だけが当初様相とどめている。「とりげたちおんなびょうぶ」ともいう。


鳥毛立女屏風 第6扇 (とりげりつじょのびょうぶ)

第5扇(右) 第6扇(左)
第5扇(右) 第6扇(左)
●分類: 調度 
●倉番: 北倉 44 
●寸法: 長136.1 幅56.4 
●説明: 国家珍宝帳記載品。樹下唐風美人をあらわす。国産品鳥毛は微存。彩色箇所以外は下絵の墨線がみえる。 

鳥毛立女屏風 第2扇 (とりげりつじょのびょうぶ)

部分
部分
●分類: 調度 
●倉番: 北倉 44 
●寸法: 長136.2 幅56.2 
●説明: 国家珍宝帳記載品。樹下唐風美人をあらわす。国産品鳥毛は微存。彩色箇所以外は下絵の墨線がみえる。 

鳥毛立女屏風 第3扇 (とりげりつじょのびょうぶ)

第3扇(右) 第4扇(左)
第3扇(右) 第4扇(左)
●分類: 調度 
●倉番: 北倉 44 
●寸法: 長135.8 幅56.0 
●説明: 国家珍宝帳記載品。樹下唐風美人をあらわす。国産品鳥毛は微存。彩色箇所以外は下絵の墨線がみえる。 

鳥毛立女屏風 第4扇 (とりげりつじょのびょうぶ)

第3扇(右) 第4扇(左)
第3扇(右) 第4扇(左)
●分類: 調度 
●倉番: 北倉 44 
●寸法: 長136.2 幅56.2 
●説明: 国家珍宝帳記載品。樹下唐風美人をあらわす。国産品鳥毛は微存。彩色箇所以外は下絵の墨線がみえる。 

鳥毛立女屏風 第5扇 (とりげりつじょのびょうぶ)

第5扇(右) 第6扇(左)
第5扇(右) 第6扇(左)
●分類: 調度 
●倉番: 北倉 44 
●寸法: 長136.2 幅56.5 
●説明: 国家珍宝帳記載品。樹下唐風美人をあらわす。国産品鳥毛は微存。彩色箇所以外は下絵の墨線がみえる。 

鳥毛立女屏風 第1扇 (とりげりつじょのびょうぶ)

部分
部分
●分類: 調度 
●倉番: 北倉 44 
●寸法: 長135.9 幅56.2 
●説明: 国家珍宝帳記載品。樹下唐風美人をあらわす。国産品鳥毛は微存。彩色箇所以外は下絵の墨線がみえる。 

鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 02:49 UTC 版)

正倉院」の記事における「鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)」の解説

唐風女性描かれた六扇の屏風。現在では国家珍宝帳記載される聖武天皇遺愛宝物として有名である。樹木の下に唐風女性一人ずつ描いた一対で、かつては女性着衣などに羽毛飾られていた。今ではほとんど脱落してしまっており、三枚目女性肩部分にわずかに残るのみである。この羽毛日本特産ヤマドリ羽毛であり、色濃い唐の趣にかかわらず国産である事が判明している。江戸時代にかなり修理補筆が行われており、第6扇は顔をのぞいてほとんど住吉内記補筆である。

※この「鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)」の解説は、「正倉院」の解説の一部です。
「鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)」を含む「正倉院」の記事については、「正倉院」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「鳥毛立女屏風」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



鳥毛立女屏風と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鳥毛立女屏風」の関連用語

鳥毛立女屏風のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鳥毛立女屏風のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
正倉院正倉院
(C)Copyright(C)2024 Imperial Household Agency. All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの正倉院 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS