鳥の言葉
(鳥たちの階梯 から転送)
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『鳥の言葉』[2](とりのことば。アラビア語: منطق الطير Manṭiq al-Ṭayr [3])または『鳥たちの集会』[4](とりたちのしゅうかい)(英語: Speech of the Birds または Conference of the Birds)は、12世紀末の詩人ファリードゥッディーン・アッタールによって1177年頃に[5]ペルシア語で書かれた、約4千5百対句(バイト)に及ぶ長編詩である。アッタールは作品のなかで『鳥の言葉』以外にも『鳥たちの階梯』(アラビア語: مقامات الطیور Maqāmāt al-Ṭuyūr )とも呼んでいる。アッタールの韻文作品のうちの代表作であり、前近代では『鳥たちの書』(アラビア語: طيور نامه Ṭuyūr Nāma )とも呼ばれた[3]。
- ^ 黒柳訳『鳥の言葉』 pp. 15-16(第2章 鳥たちの集合・会議)。黒柳訳本ではこの部分は「陛下の急使」としているが、この写本では「陛下の弟子(murīd-i khaḍrat)」とする系統のテキストを底本としている。
- ^ 黒柳訳本での日本語題。
- ^ a b 黒柳訳『鳥の言葉』 pp. 303-304.(解説)
- ^ 大形里美 「現代インドネシアの詩と詩人 その2 - アブドゥル・ハディ氏 (abdul Hadi W. M.) の詩とイスラム神秘主義文学におけるシンボリズム(アッタールの鳥の諷喩の伝播)」(『社会文化研究所紀要』 九州国際大学、2014年8月、第74号、pp.33-67。NAID 110009985933)p.59で確認した日本語題。
- ^ a b c d e 黒柳「鳥の言葉」(日本大百科全書)
- ^ 黒柳訳『鳥の言葉』 p. 304.(解説)
- ^ 黒柳訳『鳥の言葉』 p. 303.(解説)
- ^ a b c アラン,上原訳 2009, p. 31.
- ^ 黒柳訳『鳥の言葉』 pp. 274-275.(第6章 スィーモルグの御前の三十羽の鳥)
- ^ 黒柳訳『鳥の言葉』 p. 276.(第6章 スィーモルグの御前の三十羽の鳥)
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