鳥の詩 (杉田かおるの曲)とは? わかりやすく解説

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鳥の詩 (杉田かおるの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/22 03:30 UTC 版)

鳥の詩(とりのうた)は、1981年ラジオシティレコード(現・セントラルミュージック)から発売された杉田かおるのシングル及びアルバム。

「鳥の詩」
杉田かおるシングル
B面 みかん
リリース
規格 7インチレコード
RD-4022
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ラジオシティレコード(オリジナル)
ポニーキャニオン(再発)
作詞 阿久悠
作曲 坂田晃一
チャート最高順位
杉田かおる シングル 年表
しあわせ季節
(1980年)
鳥の詩
1981年
ある晴れた日に
(1982年)
ミュージックビデオ
「鳥の詩 ~2020ver.~」 - YouTube
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概要

杉田かおるが出演した日本テレビドラマ池中玄太80キロ」の挿入歌として発表されたこの曲は、オリコン週間チャート最高10位、(公称では約40万枚)を売り上げるヒット作となり杉田自身の代表曲となった。 

TBSテレビ系「ザ・ベストテン」では10位以内のランクインは成らなかったが、1981年9月24日放送の「今週のスポットライト」で1度限りの出演を果たす[注釈 1]。ほか日本テレビ系列の「ザ・トップテン」では、1981年9月14日に「話題曲コーナー」で初登場の後、同年10月5日放映時に第10位で唯一のランクインと成った[注釈 2]

劇中で最初に歌ったのは杉田ではなく池中玄太役の西田敏行。西田敏行歌唱バージョンがドラマの挿入歌に使われたこともある。

その後、2004年7月14日ポニーキャニオンからシングルとして再発され、オリコン週間チャート初登場56位を記録した。

1987年以後、中学校の音楽教科書にも何度か掲載された[1]

楽譜集において「鳥の」と表記される場合がある[2][注釈 3]

収録曲

オリジナル盤

  1. 鳥の詩 - 3:55
    (作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:坂田晃一
  2. みかん - 3:17
    (作詞:阿久悠 / 作曲:大野克夫 / 編曲:戸塚修

2004年盤

  1. 鳥の詩 (オリジナルバージョン)
  2. 鳥の詩 (NEW VERSION Remix)
  3. 鳥の詩 (NEW VERSION)

カバー

  • 河合奈保子 - 1982年のライブアルバム『カナリー・コンサート Part2』収録。
  • 宮原巻由子 - 1983年発売のシングル。
  • 夏円 from NEXT GENERATION - 2008年のアルバム『VISION FACTORY COMPILATION 〜阿久悠、作家生活40周年記念〜』収録。夏円とは嘉数夏葵津覇円佳のユニット。

アルバム

『鳥の詩』
杉田かおるスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル 歌謡曲
レーベル ラジオシティレコード
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1981年にLPレコードで発売された。

収録曲は、既にシングル4枚で発売された曲をすべて収録したベスト盤的アルバム。B面1曲目の「しあわせ季節」も、シングル「しあわせ色をあなたに」のB面「夏しぐれ」と中身は同じ。

2008年にオリジナル・カラオケを4曲を追加収録して、初CD化された。

帯のキャッチコピーは「パステルカラーの愛のメルヘン。かおる、期待のファースト・アルバム!」

収録曲

Side:A

  1. 鳥の詩(3:55)
    • 作詞:阿久悠、作曲・編曲:坂田晃一
  2. 落葉の窓(2:58)
  3. ハリケーン野郎(3:14)
  4. 十三月の旅(3:40)
    • 作詞:かぜ耕士、作曲:鈴木邦彦、編曲:馬飼野俊一

Side:B

  1. しあわせ季節(3:28)
    • 作詞:森雪之丞、作曲:鈴木邦彦、編曲:若草恵
  2. みかん(3:17)
    • 作詞:阿久悠、作曲:大野克夫、編曲:戸塚修
  3. しあわせ色をあなたに(3:05)
    • 作詞:石原信一、作曲:鈴木邦彦、編曲:若草恵
  4. 鳥の詩(コーラス)(4:08)
    • 作詞:阿久悠、作曲:坂田晃一、編曲:高見弘
    • コーラス:フレッシュノーブル

ボーナス・トラック

  1. しあわせ色をあなたに(オリジナル・カラオケ)
  2. 十三月の旅(オリジナル・カラオケ)
  3. しあわせ季節(オリジナル・カラオケ)
  4. 鳥の詩(オリジナル・カラオケ)

発売履歴

発売日 レーベル 規格 規格品番
1981年 ラジオシティレコード LP RL-2003
1981年 ラジオシティレコード カセットテープ RLC-2003
2008年9月17日 VIVID SOUND CD VSCD-3757

脚注

注釈

  1. ^ 2004年12月30日放送の特番『ザ・ベストテン2004』にも杉田が出演し、同曲を歌唱した(この時はオーケストラの前に焼き鳥屋台のセットを組む演出が行われた)。
  2. ^ ランクインした回は後年、CS放送日テレプラス第一興商スターカラオケ(廃局)、ファミリー劇場ホームドラマチャンネル歌謡ポップスチャンネル)でも再放送された。
  3. ^ 音楽教科書に掲載された際の表題も「鳥の歌」である[1]

出典

  1. ^ a b 『歌い継がれる名曲案内 音楽教科書掲載作品10000』日外アソシエーツ、2011年、12頁、294頁。ISBN 978-4816922916
  2. ^ 『クラスでうたうこどものうた(3) 地球まるごとワッハッハ』音楽センター、1998年、52-53頁。ISBN 4-900344-20-6。(2000年6月発行の第4版を参照)



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