魚津の朝市とは? わかりやすく解説

海の駅蜃気楼

(魚津の朝市 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/19 05:37 UTC 版)

海の駅蜃気楼の主要な建物(2011年)
地図

海の駅蜃気楼は、富山県魚津市村木定坊割2500-2にあるドライブインである。魚津港に隣接し、株式会社魚津シーサイドプラザが運営している。2004年7月にオープン[1]。魚津港一帯はみなとオアシスの登録をしていて、当施設はみなとオアシス魚津の代表施設である[2]

入口には、魚津市で毎年8月の第1金曜・土曜日の2日間行われる、ユネスコ無形文化遺産登録・国の重要無形民俗文化財指定されている「たてもん祭り」の山車「たてもん」(小型で高さ7m、提灯58張り)を、2017年12月より常設展示している[3]

なお、「海の駅」を名乗ってはいるが、国土交通省船舶係留施設である「海の駅」の登録はしておらず、施設内容も異なる[2]

朝市・イベントスペース

ここでは、毎月第2、4日曜日に朝市が開催される。また、土曜、日曜、祝日には、浜焼きコーナーが登場する[2]

魚津の朝市

  • 毎月第2、第4日曜日に開催される朝市である[2]。開催時間は7:00~11:00[4]
  • 1995年9月から蜃気楼海鮮組(1994年5月に結成)の企画運営により開催されている。年内を通して開催されるのは富山県内では初であった。当初は魚津港で月1回の開催であったが、海の駅蜃気楼の完成後は現在の毎月第2、第4日曜日での開催となった[4]
  • 新鮮な野菜が、安価で販売されている。また、朝市定食やあげかま、にぎりなどを食する事が出来、全国への宅配も承っている。お菓子、ケーキ、工芸品なども販売されている。

浜焼きコーナー

  • 土曜、日曜、祝日に登場(1月は営業していない)[2]。営業時間は11:00 - 16:00(朝市開催時は12:00 - 16:00 客の状況によって変更することがある)。席数は10席。
  • 魚介類などを焼いた炭の上で焼いていく。いわゆる、バーベキューの魚介類版である。
  • 浜焼きの基本的な具材となる浜焼きセット(1800円)には、席代や炭代も含まれているため、利用する際は必ず浜焼きセットを購入しなければならない(具材は甘エビイカはまぐりきすハタハタなど)。また、他の具材(ホタテマグロ(串、かま、かしらの他、あご、ほほ肉など珍しい具材もある)、アジ、焼きおにぎりなど)も、任意で購入することが可能である(持ち帰ることも可能である)。
  • おぼんが用意されており、おぼんの上には、割り箸、調味料(こしょう醤油など)、さいばし等が入っている。

魚津朝とれ市場

  • 2008年11月1日に第一回が開催。平日(土曜も含まれる)の毎朝7時から9時まで、とれたての鮮魚農産品などを直売している[2]

魚津蟹騒動

  • 海の駅蜃気楼にて紅ズワイガニのガニの特設食堂を開設し、カニ本来の味をより一層楽しむことができるとも言われる「蒸しガニ」の形で楽しむことが出来る。[5]
  • 料金は1杯3,500円(税込) 各日約50食※仕入状況等により、値段が変動する場合がある。[5]
  • 開催日時 令和7年2月22日(土)・23日(日)各日11:00~13:00
  • 2023年から魚津蟹騒動が行われている。

その他の施設

対岸の防風林と釣り客と散歩者
  • インフォメーション
  • 特産品販売コーナー(9:00~18:00)[2]
  • 鮮魚販売コーナー(忠鮮魚店)(9:00~18:00)[2]
  • レストラン(座席数100席、団体専用席100席(要予約))
  • 喜見城[6](10:30~15:00、旧・浜のかあちゃんの店幻魚房[2]
  • めん処はまちょう(6:00~18:00)[2]
  • 展望台
  • ラジオ・ミューサテライトスタジオ
  • モニュメント『風の地平線』(2009年3月設置)[1]

備考

加積りんごソフトクリーム
  • 付近にはマリンゲートがあり、そこから魚津埋没林博物館へ入館することが可能である。
  • 付近一帯が蜃気楼の展望地である。
  • 開設1年目の来場者数は15万人であった[2]

交通

  • 鉄道
あいの風とやま鉄道線魚津駅よりタクシー約5分、徒歩25分
  • バス
あいの風とやま鉄道線魚津駅より魚津市民バス(市街地巡回ルート・東回り)約6分
  • 道路
北陸自動車道 魚津ICから約10分

周辺の施設について

脚注

  1. ^ a b 『うおづ便利帳』(2012年4月、魚津市役所発行)16 - 17ページ『市制60周年の歩み』より。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『魚津市史 続巻 現代編』(2012年3月31日、魚津市教育委員会発行)249 - 250ページより。
  3. ^ 『展示用たてもん登場 海の駅蜃気楼 本物そっくり』北日本新聞 2017年12月10日22面
  4. ^ a b 『魚津市史 続巻 現代編』(2012年3月31日、魚津市教育委員会発行)249ページより。
  5. ^ a b 魚津 蟹騒動(かにそうどう)開催/11月16日〜2025年2月22日”. 【公式】魚津市観光協会 | うおっ!な魚津旅情報@北陸・魚津. 2024年12月19日閲覧。
  6. ^ 海の駅蜃気楼 施設案内一覧(2022年3月4日)

外部リンク

座標: 北緯36度49分29.7秒 東経137度23分38.2秒 / 北緯36.824917度 東経137.393944度 / 36.824917; 137.393944


魚津の朝市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 16:31 UTC 版)

海の駅蜃気楼」の記事における「魚津の朝市」の解説

毎月第2、第4日曜日開催される朝市である。開催時間は7:0011:001995年9月から開催されている。当初魚津港で月1回開催であったが、海の駅蜃気楼完成後は現在の毎月第2、第4日曜日での開催となった新鮮な野菜が、安価販売されている。また、朝市定食やあげかま、にぎり鮨などを食する事が出来全国への宅配承っている。お菓子ケーキ工芸品なども販売されている。

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「魚津の朝市」を含む「海の駅蜃気楼」の記事については、「海の駅蜃気楼」の概要を参照ください。

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