鬼の国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 05:27 UTC 版)
「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝」の記事における「鬼の国」の解説
紫苑(しおん) 声 - 藤村歩 鬼の国の巫女。非常にわがままな性格で振る舞いも横暴だが、これは今までに沢山の親しい者と死に別れたことや自身の予知の能力を恐れた者達から疎外されたが故の振る舞いで、足穂が死した時は気丈に振る舞うも涙を流しながら慟哭していた。巫女に代々伝わる人の死を予言する能力を持ち、死を予見した時には持っている鈴が鳴り動悸が走り、今まで百発百中であり外れたことがない。しかし実際は、この能力で予知しているのは自分自身の死で、その時に周りにいた者をその死に方の身代わりにすることで、自分が生き延びるためのものだった。また、同じく代々の巫女に備わる魍魎を封印する能力を備えており、母・弥勒の死以降は封印術のみをひたすら極めてきた。 魍魎を封印するため、死の予言によって近しい者を犠牲にしてまでも生き延びなければならないという、自らの運命に絶望していたが、ナルトと出会い自らの運命を変えることを約束される。その後魍魎の封印に失敗し、自らの命と引き換えに魍魎を封印しようとするがナルトに静止され、そして死してもなお魍魎を封印するという自らの運命を拒絶、ナルトのチャクラと紫苑の巫女の力を融合させた「超チャクラ螺旋丸」によって魍魎を倒すことに成功した。その後は人の悪しき心から第2、第3の魍魎が現れた時のために、そして巫女の力を次の世代に伝えていくために、巫女を続けていくことを決意した。また、この時にナルトにプロポーズとも取れる言葉を告げている。 弥勒(みろく) 声 - 折笠富美子 紫苑の母親。自らを魍魎と一体化させることによって魍魎を封印し命を落とすが、娘の紫苑が死ぬことによって世界を滅ぼしかねない力を発現することを悟り、紫苑に自分自身の死を予知できる力が封じられた鈴を託した。 足穂(たるほ) 声 - 藤田圭宣 紫苑の警護役。本人からは警護を嫌がられていたが、それでも同行、警護をすると死ぬことを予言されていたが、自ら紫苑に化ける転生忍術「影鏡身転の法」を使用した後、紫苑の身代わりになってクスナの暗黒医療忍術を受け死亡し、遺骸はその場所に葬られた。 ススキ 声 - 岸尾だいすけ 紫苑の警護役。紫苑から死を予言され、四人衆による襲撃から紫苑を護るために死亡した。
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