騒動後の報道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 15:17 UTC 版)
「愛子内親王不登校騒動」の記事における「騒動後の報道」の解説
6月4日、野村は定例記者会見で、週刊新潮6月10日号に掲載された「イジメっ子対策で『給食に向精神薬を混ぜては』と提案した『東宮』」と題された記事が「事実無根だ」として、同誌編集長に訂正と謝罪を求めたことを明らかにした。 記事は、「東宮側が「イジメっ子対策」として、覚せい剤と似た作用を持つ向精神薬である注意欠陥・多動性障害(ADHD)の薬を給食に混合させ学習院初等科の児童らに飲ませることを提案した」と報じている。野村は「医師法違反になるような行為を提案するなどあり得ない。東宮職はもちろんのこと、皇太子ご一家の名誉を著しく損なう記事で大変悪質」と批判した。週刊誌の記事について東宮職が謝罪まで要求するのは極めて異例であり、各報道機関によって一斉に報じられた。 一方、週刊新潮・編集部は、「記事は確実な根拠に基づいて書かれたもので自信を持っている」とした。 学校の様子の報道としては、乱暴な男児のために、2009年冬の時点で学習院教師による「見張り」が行われていたこと、それが2010年の初夏に復活していることなど、いじめの事実を裏付ける記事が出ている。 ジャーナリスト友納尚子の取材によれば、「具体的な男児たちの行動は、授業中に縄跳びを振り回す、椅子を担ぎ上げてお神輿ごっこをするといったもので、愛子内親王に対しては下駄箱に頭を突っ込もうとするという直接の暴力があった」とされた。 また、いじめの中心と推察される、暴れるA少年、言葉のいじめのB少年の存在も報道された。このB少年は学習院大学の元教員の孫であったため、「学校側が箝口令を強いた」とも言われ学習院側の不備も指摘されている。
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