風吹沙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 13:45 UTC 版)
鵝鑾鼻灯台から約4km北上した太平洋に面する海岸にある砂丘。
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風吹沙
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風吹沙は佳鵝公路の鵝鑾鼻と佳楽水の中間点に位置し、鵝鑾鼻から約7キロの地点にある。 墾丁は主に珊瑚礁石灰岩の地質からなるが、唯一、風吹沙だけが赤土に砂の混じった地層となっている。その地盤や断崖を海風や波や雨が、長期に渡って浸食し、夏の雨季になると窪地に雨水が溜まり、侵食された地面が砂となって海岸に流出し、川のような流砂を作ることが知られている。また、一部では砂が崖の上から約70メートル下の海岸まで落下し、滝のようになる現象も見られる。そして海岸に流出した砂は断崖に向かう風によって舞い上がり、陸上に逆流するようになり、これが風吹砂の特殊な地形や砂丘を形作っている。 この砂丘は船帆石の後方の台地まで続くが、佳鵝公路が開通した事と林務局が木麻黄(モクマオウ)を植えたため、近い将来には熱帯性植物が繁茂し、砂丘の拡大は抑えられつつあることから、「砂が空を覆う光景」も見られなくなることが懸念されている。 「風吹沙」 赤土に砂の混じった地層が風雨(落山風)や波により浸食された地形やその侵食によって作られた砂による長さ1500メートル、幅200メートルの砂丘をさす。 「落山風」 冬の時期になると、恒春半島では山から東北に向かい季節風が吹き、季節と共に一層強くなる。この独特な自然現象によって起こる風を「落山風」と呼称している。
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