船帆石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 13:45 UTC 版)
屏鵝公路の南湾海水浴場から鵝鑾鼻のほぼ中間に位置する。 船帆石は高さ18m・周囲35mで、付近の珊瑚礁石灰岩の台地が、海岸まで転がり落ちたものが、風雨や波によって浸食された巨岩である。また岩質は初期の隆起珊瑚礁の石灰岩で堅いため、長期間海中に屹立している。この姿が帆船の帆のように見えることから船帆石と呼ばれている。また、近くで角度を変えて眺めるとアメリカの元ニクソン大統領の横顔に見えるとの事で最近では通称、「ニクソンの頭」とも呼ばれている。 この付近の海はダイビングに適していて、台湾だけでなく世界各地からダイバーが訪れるため、付近はレストラン、バーや宿泊施設などが作られ、次第に賑わいのある地域となりつつある。
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