音程の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 17:51 UTC 版)
オクターバー 原音のオクターブ上やオクターブ下の周波数の音を発生させて加えるもの。信号処理で周波数空間で引き伸ばし処理を行なうものと、周波数全波整流やDフリップフロップ回路等を用いるものがある。 ピッチシフター 原音を設定された任意の音程分ずらして出力するもの。すなわち、基準ピッチ440Hzからそれぞれの周波数への割合の変化率をシフトすることである。ある音階に沿って音程の可変幅を自動的に可変させるものもあり、例えば3度のハモリを行う場合に長3度と短3度が自動的に選択され、容易にハモリを可能とする。原音の周波数を半音など一定の割合で増減させるので、ピッチの割合を大きくとると、例えば男性の原音が女性のように聞こえたりするが、調波構造は保たれる。主な用途はギターのエフェクトである。エフェクター機器ではないが、原理上ドップラー効果もピッチシフターとみなすことができる。
※この「音程の変化」の解説は、「エフェクター」の解説の一部です。
「音程の変化」を含む「エフェクター」の記事については、「エフェクター」の概要を参照ください。
- 音程の変化のページへのリンク