音の発生場所での分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/16 05:01 UTC 版)
下記は一つの例であり、個々の分類方法などについても統一されていない。 ロードノイズ タイヤと路面が接触することで発生する音。100km/h以下での場合と、100km/h以上などでの高速安定性時。また、「平坦な路面」、「荒れた路面」、「突き上げ時」など速度と路面状態により分けることが出来る。車体そのものの性能のほか、タイヤの静粛性能に大きく依存する傾向にある。 エンジン音 動力源であるエンジンによって発生する音。アイドリング時、30km/h、60km/h、100km/hなどでの定速走行時(概ね2000rpm未満)のとき、加速時(概ね2000rpm以上のとき)などの音量と、周波数、そしてその変化の内容である。またこれらの音は、排気系などによっても左右される。 風きり音 30km/h、60km/h、100km/hなどでの車体が風を切る音である。基本的に発生は不快感を生むため、その音量がどの程度低いかは重要である。なお、エンジンやロードノイズの静粛性がある程度高くなければ、この音は気がつかない場合がある。 エアコン音 外気換気や内気循環、通常時、全開時などの風切り音、モーター音などの音量である。内気循環に設定した場合は、エアコンダクト内でモーターや風切り音が反響しやすくなるため、概ねうるさくなる傾向がある。 その他の車内発生音 車内に存在するモーターの音や、車体の作りこみを感じされる「ピキピキ」音、シートのばね音など多岐が存在する 同乗者の声 運転席、助手席の両サイド間の会話のほか、フロントシートとリアシートの会話など。特に高速走行時にフロントシートとリアシートが普段の声で話せるかどうかは、高級車が備える尺度のひとつである。 車外からの環境音 他車の音がどの程度入り込んであるか。その音量のみならず、透過する音質が重要となる。
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