青一の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 04:59 UTC 版)
あのヒト 青一が旅客機に乗り行方不明となった際に異星で出会った生命体。彼らの乗った旅客機が侵略者の星の養分にされようとしていたところを救う。 惑星全体を覆う海が個の集合体を成しており個別の肉体を持たない。意思疎通を図るため青一らの前では彼らの祖父の姿をしており、人の過去の記憶を読み、人物や光景を再現することができる。それまで感情を知らずにいたが、青一らとの交流を通じて人間の心の動きに興味を持つ。その一方で侵略者の星から度重なる攻撃を受けており、抗う術もなく滅びを受け入れようとしていたが、青一らの助けを受けて反撃を開始する。 45年の戦いの末に、かろうじて星の存続を果たすと、自らは残存兵力を結集して侵略者の星の殲滅を決意し、侵略者の星と「通路の門」を通じて繋がる双亡亭の破壊を青一と真琴に託す。 凧葉 真琴(たこは まこと) 青一の年下の兄弟。両親や兄と共に45年前に旅客機に乗ったまま行方不明になる。 周囲の大人たちが異星に再現された日常光景に警戒心を抱く中、祖父の姿をした「あのヒト」に真っ先に馴染んでいる。 家族とともに「あのヒト」の星を侵略者の星から守るための戦いに身を投じており、兄の青一と同様に体質は「あのヒト」と同化し、自身のイメージ通りに身体を変形させる能力を持つ。青一とともに45年間の戦いを生き残り、双亡亭破壊のため空間を越えて地球へ戻ろうとするも、2人の乗った旅客機を敵の攻撃から守るため外部へ飛び出し、時空のねじれの中に消えていった。その際、青一に双亡亭での再会を約束する。
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