雑誌内雑誌として再出発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 21:35 UTC 版)
「Jam (自販機本)」の記事における「雑誌内雑誌として再出発」の解説
『HEAVEN』突然の廃刊から約1年後、東京の群雄社から離脱した『HEAVEN』は京都のサブカルチャー情報誌『PELICAN CLUB』1982年8月号に4頁の雑誌内雑誌として突如復活し、のちに8頁に増量されて1983年4月まで続く。また、ほぼ同時期に大阪の『ロック・マガジン』45号(1982年7月発行)でも16頁の雑誌内雑誌がスタートする。この雑誌内雑誌は1982年9月発行の47号で打ち切りとなるが、その後『FOOL'S MATE』に移籍して25号(1983年2月発行)から8頁の雑誌内雑誌として本格的に再スタートする。 3代目編集長にはガセネタ/TACOの山崎春美が就任し、当時「新人類」というくくりで注目されていた野々村文宏(のちに和光大学表現学部表現文化学科准教授)を副編集長とした。また山崎は工作舎を通して面識があった精神科医の香山リカ(のちに立教大学現代心理学部映像身体学科教授)を『HEAVEN』でライターデビューさせ、他にも篠崎順子、美沢真之助、祖父江慎、蛭子能収、町田町蔵、鯖沢銀次、成田宗弘、竹田賢一、白石民夫、後飯塚僚らが執筆に参加した。
※この「雑誌内雑誌として再出発」の解説は、「Jam (自販機本)」の解説の一部です。
「雑誌内雑誌として再出発」を含む「Jam (自販機本)」の記事については、「Jam (自販機本)」の概要を参照ください。
- 雑誌内雑誌として再出発のページへのリンク