雑誌作りセット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 03:25 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (さ)」の記事における「雑誌作りセット」の解説
雑誌作りセット(ざっしづくりセット)は、「週刊のび太」(てんとう虫コミックス17巻に収録)に登場する。 自分だけの雑誌を新たに発行することのできるセット。以下の3つのひみつ道具で構成される。 製版印刷製本機 この機械に原稿を入れると、全自動で製版、印刷、製本が行われ、雑誌ができあがる。雑誌の付録も作り出すことができる。 まんが製造箱 好きな作家に好きな内容の漫画を書いてもらうことのできる道具。書いてほしい作家の本を中に入れると、絵柄や作風が分析され、製造箱はその作家と同じ能力を身につける。あとは付属しているマイクでどんな漫画が欲しいかリクエストすると、執筆が始まり、やがて原稿が出力される。原稿料は無料。 編集ロボット 編集者の役をこなす小型ロボット。よりよい雑誌を作るために相談すると、様々な助言をしたり、読者にアンケートを採ったり、出版後に読者の声を集めてくれたりする。 のび太は自分の作品が新人漫画賞に入選しないので、ドラえもんの提案でこの道具を使って自分の雑誌を作った。 週刊のび太 創刊号 - 編集ロボットに相談せず、これまでの漫画原稿と表紙用の自分の写真を製版印刷製本機に入れて作った。1冊100円で売るものび太の漫画では誰も買わず、「ただでいいから」と言うと「全部下さい」と応じたのはチリ紙交換業者だった。 第2号 - 編集ロボットに相談してアンケートを採り、人気作家の作品をまんが製造箱で作る。表紙写真は静香で、付録は実際に乗れる組み立てヨット。のび太もとっておきの自信作を1本だけ載せた。他の企画にも色々要望があったが、どれだけ実行したかは不明。完売するものの、のび太の漫画に限って大不評だったため今号限りで休刊となった。
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