附2形・附2荷形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 15:04 UTC 版)
「愛知電気鉄道電5形電車」の記事における「附2形・附2荷形」の解説
附2形は電5形と同型の制御車で、1923年(大正12年)に10両が製造された。なお、1920年(大正9年)に鉄道院から譲り受けたイロ310・311合造客車(附68・69に改番。1923年に駄知鉄道に譲渡)清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年、64頁。にも附2形の形式名が与えられており、本系列は二代目となる。 1927年(昭和2年)の形式称号改定でサハ2000形となるが、それ以前に荷物室が増設されていた2009・2010の2両は附2荷形に改称されており、形式称号改定ではサハニ2030形(2030・2031)となった。一方、サハ2006・2004の2両は改定後に郵便合造車となり、サハユ2010形(2010・2011)となっている。1941年の改番でそれぞれク2000形、クユ2010形、クニ2030形となるが、戦後はクニ2030形は荷物室が撤去され、クユ2010形も郵便車として使用しなくなったことからいずれもク2000形に統合されている。 ク2010・2011は1959(昭和34年)年、他は1964年(昭和39年)まで運用された。
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