関連のデジタル復刻版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 10:21 UTC 版)
「Century (書体)」の記事における「関連のデジタル復刻版」の解説
ニック・シン(英語版)のスコッチ・モダン復刻版は、Centuryに触発されたスコッチ・モダン書体の光学サイズ三つのデジタル版である。批評家のマーク・シモンソンに「恐ろしい完成度」と評され、Centuryのデザインよりもコントラストの度合いが強く、よりシャープなディドーンのセリフを有し、スモールキャピタルと適応範囲のある数字デザインが特徴である。シンはこの復刻を、1873年のニューヨーク州の野生動物に関する本で使用されたものに基づいて行なった。 アレクセイ・クリューコフ(英語版)のオールド・スタンダードWebフォントは、20世紀初頭にヨーロッパで使用された類似の書体に基づいている。古典研究で使用するための、キリル文字と複数アクセント記号の複式ギリシャ文字記号が含まれている。 マシュー・カーターのMillerは、Centuryの遠い祖先、19世紀初頭におけるスコッチローマンの復刻版である。非常に控えめなストロークのコントラスト度合いが特徴となっている。新聞でよく使われる非常に大きなファミリーで、五つの光学サイズがあり、スモールキャピタルや代用数字のデザインといった多くの専門的機能もある。Hoefler & Frere-Jones社によるクロニクル・テキスト&ディスプレイ(Chronicle Text and Display)は、また別の新聞や専門家の使用を意図された光学サイズの、スコッチローマンに触発された大きなファミリーである。 Eames Century Modern(イームズ・センチュリー・モダン)は、家具デザイナーのチャールズ&レイ・イームズによるファミリーの使用に触発されたデジタル版である。コメディ・セントラルなどで使われている。 ビットストリーム (企業) から出ているCentury 751は、実際にはルドルフ・ルツィカの書体Primerのデジタル復刻版である。
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