関連して発生したテロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:38 UTC 版)
「皇太子徳仁親王と小和田雅子の結婚の儀」の記事における「関連して発生したテロ」の解説
結婚の儀の前後、日本国内では天皇・皇后の沖縄植樹祭訪問と東京サミット、皇太子結婚式を合わせて対象とする極左暴力集団の反皇室闘争によるテロが多発し、青蓮院など皇室ゆかりの寺社に対する連続放火事件が発生していた(京都寺社等同時放火事件)。続けて延べ約2,000人による「結婚式粉砕」を主張する集会やデモが1993年6月6日 - 6月9日までに日本全国19箇所で行われた。革労協狭間派は、宮内庁管理部長宅放火事件をはじめ4件のテロ、ゲリラ事件を発生させ、同集団や中核派による宮内庁関係者の個人に対するテロも発生した。警察庁はこれらに対し、アパートローラーなどを展開して対策を強化し、平成5年度に合計129人の活動家を検挙し、非公然アジトを9箇所摘発し抑えた。 また結婚の儀前日の6月8日、革労協狭間派の男女二人組のメンバーが東京都調布市で当時のチッソ社長宅の塀を乗り越えようとしたのを警察が発見した。住居侵入未遂と公務執行妨害でそのうち28歳の女性容疑者が現行犯逮捕され、男性は逃亡した。容疑者は時限式発火装置らしきものを仕掛けようとしていた。
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