関のボロ市とは? わかりやすく解説

関のボロ市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 03:30 UTC 版)

関のボロ市(写真は2008年)

関のボロ市(せきのボロいち)は、毎年12月に東京都練馬区武蔵関駅北口で行われる蚤の市を中心とする伝統行事。練馬区指定無形民俗文化財に指定されている。

概説

毎年12月9日10日の2日間、練馬区関町北日蓮宗本立寺で開かれるお会式とともに開かれる。当日は武蔵関駅北口に骨董品衣料品仏具等の販売のほか、飲食や名産品などの露店が300軒近く出店。練馬の冬の風物詩として親しまれ、毎年8万人の人出で賑わっている。

日蓮上人の命日にちなみ、江戸時代中期である1751年から始まった。当初はこの地が農業地帯だったことから農機具などの生活用品を売られていたことが始まりで、その後古着草鞋の鼻緒を作るためのぼろきれなどを売っていたことから、この名前がついたとされる。またかつては「本立寺の市」「暮の市」とも呼ばれていた。

なお、12月9日夜には「練供養」という万灯行列が行われ、太鼓の音とともにを振りかざしながら威勢のいい掛け声とともに、武蔵関駅前を練り歩く。

また、2日間とも午前9時から夜10時まで、武蔵関駅北口および近辺に交通規制が敷かれる。

関連項目

外部リンク


関のボロ市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 05:57 UTC 版)

本立寺 (練馬区)」の記事における「関のボロ市」の解説

詳細は「関のボロ市」を参照 関のボロ市は、当寺院の門前日蓮命日営まれるお会式」の行事合わせて毎年12月9日12月10日行われるお祭り蚤の市である。ルーツ江戸時代中期と言われ江戸時代はこの地はまだ農村だったことから農機具古着などの生活用品が主に売られていたといわれている。中にはぼろきれ」も売られていたことから「ボロ市と言われるようになったとの諸説がある。。 明治時代から昭和時代にはボロ市相撲興行芝居小屋オートバイ曲芸などのイベント開かれ、また様々な飲食店露店が出る等バラエティ富んだ市に変わっていった。 12月9日には檀信徒らによる万灯行列が街を練り歩くイベント行われ、約10万人が出向く練馬冬の風物詩になっている1990年練馬区無形民俗文化財登録された。

※この「関のボロ市」の解説は、「本立寺 (練馬区)」の解説の一部です。
「関のボロ市」を含む「本立寺 (練馬区)」の記事については、「本立寺 (練馬区)」の概要を参照ください。

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