開戦まで・真珠湾攻撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/01 14:57 UTC 版)
「トートグ (潜水艦)」の記事における「開戦まで・真珠湾攻撃」の解説
就役後、トートグはロングアイランド湾で軽めの訓練を行い、ロングアイランド湾でのメニューを消化後に9月6日から11月11日まで、カリブ海のヴァージン諸島海域で本格的な訓練に従事した。カリブでの訓練終了後はニューロンドンに戻って、1941年2月上旬までニューロンドンをベースに活動した。4月に入り、トートグは他の2隻の潜水艦とともにハワイ真珠湾に回航されることとなりニューロンドンを出航。パナマ運河地帯のココ・ソロとカリフォルニア州サンディエゴを経由し、6月6日に真珠湾に到着した。10月中旬まではハワイ近海で活動を行い、10月21日にスレッシャー (USS Thresher, SS-200) とともにミッドウェー島海域へ45日間活動するよう命令を受けた。この活動は戦時哨戒のためのシミュレートであり、無線封止状態で海上にいた2隻は、38日間にわたって連日のように16時間から18時間にわたって潜航をしていた。トートグは訓練期間終了後、12月5日に真珠湾に帰投した。 真珠湾攻撃の当日、トートグは真珠湾の潜水艦基地に停泊していた。フォード島に日本機が最初の爆弾を投下して間もなく、トートグは同じく在泊中のナーワル (USS Narwhal, SS-167) や近くの駆逐艦とともに、メリー・ポイントの方から向かってくる九七式艦攻に対して反撃の射撃を行って、これを追い払った。
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