閉場後の暫定利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 22:53 UTC 版)
「TAKARAZUKA1000days劇場」の記事における「閉場後の暫定利用」の解説
2000年末の閉場後、当初の賃借契約では建物は解体し更地に戻す条件であったが、解体に伴う廃棄物の抑制を理由とする東京都の意向で、建物の所有権を阪急から住友不動産が譲受し、土地について東京都から10年間の定期借地権契約を締結。建物内部の劇場設備を取り払い2階建てに改築した上で専門店形態のショッピングセンター「インフォス有楽町」へ改称し、同年11月にソフマップ・無印良品がそれぞれ1フロアを占有する旗艦店として開店した。 2006年5月に、ソフマップが、ビックカメラと提携した事に伴う合理化の一環で閉店し、入れ替わりでビックカメラ有楽町店別館(2010年1月よりテレビ館)とコメ兵が入居した。 2010年5月に、東京都が2011年1月に到来する定期借地権の契約期間満了を以て契約終了とする事が報じられたため、契約が延長されない場合は2011年1月でテナントが撤退し、建物が解体される予定だった。しかし、東京都が方針を変更し、2016年5月までの契約を締結したため、ビックカメラとコメ兵のみが撤退し、2011年9月1日に、1階にロフトがオープンし、同時に2・3階の無印良品もリニューアルされた。ロフトは旗艦店として運営。 2017年度中に再開発の都市計画決定を目指しており、国家戦略特区による事業として提案を行っている。またロフトは2017年6月11日を以て撤退し、銀座に移転する。最後まで残っていた無印良品も2018年12月2日で閉店した。2019年2月よりラグビーワールドカップと2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた拠点である「東京スポーツスクエア」として運営されている。期間中はラグビーワールドカップのボランティア及び東京2020大会のフィールドキャスト・シティキャストのオリエンテーション・研修、ラグビーワールドカップ期間中はファンゾーンとして、また東京2020大会期間中はオリンピック・パラリンピック開催都市メディアセンターとして利用される。 大会後は都が新型コロナの無症状感染拡大時療養施設として利用。
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