長谷川達海とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 長谷川達海の意味・解説 

長谷川達海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 10:00 UTC 版)

はせがわ たつみ

長谷川 達海
生誕 (1916-08-30) 1916年8月30日
日本東京府(現・東京都
死没 不明
住居 大阪府吹田市
出身校 東京商科大学附属商学専門部
職業 実業家
肩書き チッソ興産元代表取締役社長
家族 次男・長谷川潤教育者政治活動家
孫・長谷川豊(元フジテレビアナウンサー)
テンプレートを表示

長谷川 達海(はせがわ たつみ、1916年大正5年〉8月30日 - 没年不明)は、日本実業家チッソ興産(現:日祥)元代表取締役社長[1][2][3][4][5]。チッソコーナーカーム コンサルタント元代表取締役社長[1]。孫は元フジテレビアナウンサー長谷川豊[6]。次男は関西右翼の重鎮として活動してきた政治活動家(一日会主宰)の長谷川潤中山嶺雄[1][4]

経歴

現在の東京都出身[1][注釈 1]茨城県、長谷川信吉・ナミ夫妻の次男に生まれる[1]1939年(昭和14年)東京商科大学(現:一橋大学)附属商学専門部(高等商業学校に相当する課程、修業年限3年)を卒業[1][4]

同年3月日本窒素肥料(現:チッソ)に入社し、1945年(昭和20年)当時朝鮮半島最大の肥料工場であった興南工場(戦後北朝鮮政府に接収され、現在は興南肥料連合企業所として運営)に勤務[1][7][8]1946年(昭和21年)2月朝鮮より引き揚げ、社長室に勤務。その後、チッソ東京繊維部長を経て、1967年(昭和42年)1月チッソ興産代表取締役専務に就任[1][4]1971年(昭和46年)6月チッソ興産代表取締役社長に就任[1][4]

1981年当時は大阪府吹田市在住であった[1]

人物

趣味はゴルフ、美術鑑賞[1]

エピソード

出典は「『化繊月報 1975年5月号』繊維総合研究所資料頒布会」のp31より。

人と人とのつきあい上の鉄則として、『みえすいたお世辞は、いうべきである』という文言を挙げている[9]

 “みえすいたお世辞は、いうべきである”
 これは、人と人とのつきあい上の鉄則であるらしい。むかし、小生が地方問屋まわりをしていたころ、商談中に鼻たれのジャリどもがウロウロ出てきても、小生は、カンジとして打ち笑い、「かわいい坊ちゃんですね!」などと、よくいったものである。
 お世辞は、お世辞であるとわかっていても、耳に快く、自然に頬がゆるむ。その代り、代償は、ガッチリとフンダクラれるのだ。 — 長谷川達海「社長がもっと“えらく”なるには」、『化繊月報 1975年5月号』p31より引用

家族

脚注

注釈

  1. ^ 長谷川の生誕当時は東京府である。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『人事興信録 第31版 下』人事興信所、1981年、は-60頁。 
  2. ^ 現代人物事典 出身校別 全国版』サン・データ・システム、1982年、1765頁https://dl.ndl.go.jp/pid/12210308/1/2053 
  3. ^ 沿革|会社概要”. 日祥株式会社. 2025年2月7日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k 現代人物事典 : 出身県別 東日本版』サン・データ・システム、1980年、1320頁https://dl.ndl.go.jp/pid/12208918/1/772 
  5. ^ 会社総鑑 未上場会社版 1982年版日本経済新聞社、1982年、2419頁https://dl.ndl.go.jp/pid/11937666/1/1294 
  6. ^ a b 長谷川豊/退社後フジテレビ幹部の闇暴露/利権まみれの医療の闇発信も家族に●害予告…”. YouTube(街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜) (2022年5月27日). 2025年2月7日閲覧。 該当箇所は5:55および6:20付近。
  7. ^ 喜多由浩 (2018年6月9日). “【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(22)まだまだある北の「日本遺産」 一企業がつくった興南工場”. 産経新聞. https://www.sankei.com/article/20180609-BDZFZY4OVRPWDBZ3XVMDD5I2AU/ 2025年2月7日閲覧。 
  8. ^ 北朝鮮の最高指導者3人が訪問した順川燐肥料工場”. 日経ビジネス電子版 (2020年5月21日). 2025年2月7日閲覧。
  9. ^ 化繊月報 1975年5月号』繊維総合研究所資料頒布会、1975年、31頁https://dl.ndl.go.jp/pid/3336349/1/19 

参考文献

  • 『現代人物事典 : 出身県別 東日本版』サン・データ・システム、1980年
  • 人事興信所 編『人事興信録 第31版 下』人事興信所、1981年
  • 『現代人物事典 出身校別 全国版』サン・データ・システム、1982年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  長谷川達海のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「長谷川達海」の関連用語

長谷川達海のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



長谷川達海のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの長谷川達海 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS