鐘奏者
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出場者全員が歌った後、バンドメンバーは常に紹介されるが、鐘(チューブラーベル)奏者の紹介は、宮川担当から行われるようになった。 判定は鐘奏者によるものではなく、番組スタッフ・開催局の責任者・地方中心局の責任者などが行い奏者にヘッドフォンで指示しており、番組ホームページにもその旨が書かれている。鐘はかつては各地方で形や色、響きなどが違っていたが、2004年3月21日福島県原町市の放送からバンドメンバーが一部違う北海道と近畿を除いて統一され、地方の鐘は2004年4月11日(2004年3月7日収録)福岡県大川市の放送が最後になった。さらに2011年7月(徳田 再担当)から関東甲信越地方の鐘も今まで使用していたメーカーを変更した。そして、2014年度からはチューブラベルの頭上部分にアクリルのカバーが付けられている。近畿地方は宮川アナの時代から2013年度まで、のど自慢のキャラクターのスズメが付けられていた。 「NHKのど自慢」歴代鐘奏者期間鐘奏者(不明)(不明)佐伯憲二 1946頃(不明)三上秀俊 (不明)1993.3.28(不明) 1993.4.42002.3.31吉澤庸光 2002.4.7現在秋山気清 佐伯は、「佐伯のとっつあん」として知られる。元は近衛秀麿の側近で、新交響楽団(NHK交響楽団の前身)、東京放送管弦楽団のトランペット奏者を務めた後、番組初期の鐘奏者になった。 吉澤は、2002年1月に死去したが、2002年2月17日徳島県小松島市と2002年3月10日鹿児島県開聞町の放送はそれぞれ2002年1月13日、2002年1月20日に収録したもので、吉澤の出演は1993年4月4日 - 2002年1月27日である。 秋山は、東京芸術大学出身で、帝国劇場オーケストラや東京交響楽団、藝大フィルハーモニアなどに所属した 後、2002年の2月と3月に体調不良の吉澤に代わって代理出演。その後、吉澤の死去に伴い2002年4月7日から正式に鐘の担当となった。2005年12月末~2006年1月の間の4回(収録の回数も含む)と2017年4月2日のみ秋山は出演を休み(理由は不明)、2017年4月2日の放送は大舘信が代わりに出演した。
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