銭亀
姓 | 読み方 |
---|---|
銭亀 | ぜにがめ |
ゼニガメ
(銭龜 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 18:48 UTC 版)
ゼニガメとはニホンイシガメの幼体のことで、ペットとして飼われることがある。成体まで成長できれば20cm程度まで大きくなる。陸と水を作った入れ物で、煮干しなどを与えて飼育される。丸い甲羅が江戸時代の硬貨である銭に似ていることから、銭亀と呼ばれた。海亀、亀の子と並んで夏の季語でもある。俳句などに取り上げられていることから、少なくとも江戸時代には広く知られていたことが分かる。銭亀とはもともとニホンイシガメの幼体のことであったが、クサガメ の幼体を銭亀とよんで販売している場合があるが近代の取り扱い店などの誤りである。両者とも、尾が長いことだけ共通しているが江戸時代以前からゼニガメという呼称があったため外来種のクサガメはゼニガメには該当しない。
ゼニガメに関する主な作品
ゼニガメに関連する施設
- 東京都台東区浅草に位置する浅草寺には、弁天山と呼ばれるお堂がある。このお堂は銭亀弁天と呼ばれていた。
- 奈良県生駒郡平群町に位置する朝護孫子寺千手院は、銭亀善神を祭っている。黄金の銭亀があり、金運を運ぶ神として知られる。毎年、4月には銭亀まつりを執り行なう。
その他
銭亀(ぜにかめ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:22 UTC 版)
「哲也-雀聖と呼ばれた男」の記事における「銭亀(ぜにかめ)」の解説
新宿を担当する刑事。本名「亀和田」。賭け麻雀に臨んで負けた場合は警察権力を傘に立てて相手を賭博罪で取り締まるため、「勝ったら刑務所、負けたら一文無し」として「玄人殺しの銭亀」と呼ばれている。麻雀打ちとしては三流以下だが、刑事という立場を利用して相手に刑務所送りをちらつかせ、玄人を思うままに操る厄介者。その上、取調べと称して無抵抗の相手に暴力を振るって玄人を言いなりにしたり、警察権力を笠に着て金や女を手に入れてきたたちの悪さである。権力を使い放題にしているからか、玄人を世間知らずだと思い込んでいる。
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