鉄拳 (お笑い)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/20 15:21 UTC 版)
鉄拳 | |
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本名 | 倉科 岳文 |
生年月日 | 1972年5月12日(39歳) |
出身地 | ![]() |
血液型 | AB型 |
身長 | 171cm |
方言 | 共通語 |
芸風 | 漫談 |
事務所 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
活動時期 | 1997年 - |
現在の代表番組 | おはスタ |
過去の代表番組 | ギャグコロスタジオ |
他の活動 | 戦え!僕らの愛センチュリー |
配偶者 | 既婚 |
公式サイト | 「超未来戦士・鉄拳のブログ」 |
鉄拳(てっけん、1972年5月12日 - )は、日本のお笑い芸人。自称「超未来戦士」。本名、倉科 岳文(くらしな たけふみ)[1]。
長野県大町市出身。吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属。
目次 |
略歴
元プロレスラー志望で、FMWにも所属したが、身体が小さいためレフェリーにされてしまったことですぐに退団した。尚、同期には新井健一郎(ドラゴンゲート)。その後芸能界志望に転じ、1995年に劇団東俳に入団したが、3ヶ月後に退団した。
2008年8月15日金スマ出演時に銀座の母から「お金には困らない手相だ」と言われたものの、前職では月に300万円稼いでいたが、現在は月に30万円しか稼げないと発言。
1997年に、お笑いプロダクションオフィス★怪人社に入団。自身の発案による独特の風体のお笑い芸人・鉄拳としての活動を始める。『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)や、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ)、『たけしの誰でもピカソ』(テレビ東京)などに出演して人気が上昇、単行本を発売してベストセラーとなる。
その後、個人事務所鉄拳社に籍を置くが、唯一いたマネージャーが退社した事で全ての仕事を一人ですることになってしまい、体を壊して8ヶ月間休養することに。2007年9月、マネージャー不在を解消するために吉本興業へ移籍することになった。
芸風
- 主にブラックユーモアを基本ベースとしているが、最後に必ずやっていた「ガビーン」(首吊りネタ)は、「子どもには受けるが、やはり保護者には受けない」と自身の著書で吐露しており、最近は控え気味である(2007年4月に行われた地方のショッピングセンターのイベントでは、「ガビーン」とは言わないものの、いわゆる「つなぎ」としてネタごとに首吊りネタが描かれていた)。
- テーマごとにネタを考えており、アニメや漫画などがテーマになる事が多い(『おはスタ』では子供番組である事から小学生向けの作品をパロディ化している)。しかし、著作権などの都合からパロディはあまり入らない(ファミレス、警察官など)ネタを行なう場合もあり、番組によって異なる。
人物像
- 芸名の由来はナムコ(現・バンダイナムコゲームス)が発売している『鉄拳』シリーズから。オフィス★怪人社に入団の際、逆モヒカンのスタイルでロードウォリアーズのメイクをし「鉄拳親父(鉄拳の三島平八という意味)」という芸名でやりたいと、社長のIKKANに申し出た。ところが「『親父』は省いていい、鉄拳で行こう」と言われ、「鉄拳」となったと言われる。
- イラストの腕前は週刊ヤングマガジンのちばてつや賞を受賞したほどで、パラパラ漫画はプロのアニメクリエイターからも絶賛されるほど。番組で数度自作のパラパラ漫画を披露しており、「ツナガル」は「感動作」として紹介された。
- 本やDVDも発売し、また、IKKANが出演しているPS2のゲームソフト『半熟英雄対3D』にもボスキャラとして登場。
- キン肉マンのファンであり、キン肉マンII世にて自身の考えたキャラ「阿羅漢(アラハン)」を応募したところ、見事採用され、作中に登場した。
- 実家は理髪店。2005年2月11日放送分の「笑いの金メダル」で、父親に芸人をやっているという事を告白。しかし、父親はすでに知人から現在の活躍を聞いており、お笑い番組があまり好きではないものの、陰ながらも応援しているとのことである。地元では父親が知る以前から、書店に「床屋の息子」と書かれた専門のコーナーが作られたり、素顔で父親と行ったレストランで店員に「いつも見ています」と言われたりと、有名になっていた。以前は警備員や建設作業員のアルバイトをしており、父にはそれを本職と言っていた。帰省の際、剃り上げた独特の髪型はバンダナで隠していたという。
- その後の放送で、父親が再び登場し「鉄拳のサインを勝手に書いて、町の人に10枚ほど配っていた」ということを告白した。実際に父親に偽鉄拳サインを書いてもらい、鉄拳のサインと比べたところ、鉄拳のサインには絵が描いてあったが、父親のサインは「鉄拳」と大きく書かれただけだったので、本人は落胆していた。
- 実家(兼床屋店舗)は2005年の番組放送後に新築された。地元では「鉄拳御殿」として知られ、父親思いの一面も見せている。
- カプセルトイで鉄拳のソフトビニール製人形が発売されたり、プライズゲームの景品ぬいぐるみになったりしている。
- 中学生の時に聖飢魔IIのファンであり、2005年の聖飢魔II再集結ライブ(地球デビュー20周年記念ミサ)の際にゲストとして登場して処刑(ルーレット)され、そのときにパジェロを引いて、デーモン閣下(当時、デーモン小暮)がラジコンのパジェロを登場させた。
- 2006年にNHK教育テレビの野球アニメ「MAJOR 2ndシーズン」に出演。上河内(声:はなわ)の愛犬・ゴロー役。
- かつてパペットマペットの中身の人物であるという噂があったが、彼とは度々共演しているのでデマである。
- 笑いの金メダルでは一時期、トークが遅い時などに中川礼二がキレだす、というくだりがあった。これは以前、別の場所で礼二がキレ突っ込みをしたら観客達にうけたことから始まった。両方公認のやりとりであったが、次第にどちらも同番組に出演しなくなり行われなくなった。
- 「壮絶バトル花の芸能界」では芸能人達による討論番組であったにも拘らず、なぜか番組のエンディングで毎週ネタを披露していた。
- 2005年1月2日の「『ぷっ』すま」生放送SPでは、「芸能界ビビリ王決定戦」にて、出演者がどういうシーンを演じるかを説明するためのイラストが出ていたが、それらを描いたのは鉄拳だった。
- ネタの中で描かれる自画像は普段の鉄拳が主だが、ごく一部のネタ絵には鉄拳の扮装をしていない素顔の彼が描かれているものもある。
- 2011年1月28日の「ライオンのごきげんよう」に出演した際、オープニングで8年前に結婚していた事を公表。「彼女はいるのか?」という質問をよくされていたが、すでに結婚して妻がいた事から、「彼女(恋人)はいない」と答えていた為にずっと独身だと思われていたとのこと。
- 2011年2月1日の「ライオンのごきげんよう」の出演の際には、素顔で銀髪のカツラをした別キャラを披露した[2]。公式ブログによれば、「戦え!僕らの愛センチュリー」という新ユニットを結成し、2009年あたりから内緒でライブで披露していたとのこと[3]。
出演番組
現在
- おはスタ(水曜日レギュラー、「鉄拳王」として登場するが、2008年4月より「レオナルド・ダ・テッケン」と改める)(テレビ東京)
- One more night
- 神宮前アパート203号室
- HOT WAVE
- V-clips
過去
- たけしの誰でもピカソ(テレビ東京)
- ギャグコロスタジオ(テレビ東京)
- 壮絶バトル花の芸能界(日本テレビ)
- サンデージャポン(TBS)
- 笑いの金メダル(テレビ朝日)
- お笑いLIVE10!(TBS)
- エンタの神様(日本テレビ)
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績3勝1敗 最高469KB
- めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ)
- 白黒アンジャッシュ(千葉テレビ)
- うまプロ!U-1グランプリ(フジテレビ)
- みんなでニホンGO!(NHK総合)
- ライオンのごきげんよう(フジテレビ)
CM
- 帰ってきた!春のウルトラキャンペーン2005(cs ファミリー劇場)
- ミロックス(秋田パチンコ店)
- コカコーラベンダー(チンパンジーの声)
- ファイザー・アネトン鼻スッキリアロマ(コンセントくんの声)
- 「パールショップともえ」(千葉・茨城のパチンコ店)
雑誌連載
- 『週刊ザテレビジョン』(角川書店)
- 『スカイパーフェクTV!ガイド』(東京ニュース通信社)
- 『iモードで遊ぼう!』(アスキー・メディアワークス)
本
- 作品集『こんな○○は××だ! 1・2・3』(扶桑社)
- 『鉄拳劇場』(ぶんか社)
- 『鉄拳大百科』(イーストプレス)
- おはスタネタ帳!鉄拳王の「こんなおはスタは夜にやれ」(小学館)
- おはスタネタ帳!3 鉄拳王の「あそびつくっちゃいました」(小学館)
DVD
- 『絵がうごく こんな○○は××だ!』
- 『禁じる鉄拳』
ゲーム
- 『半熟英雄対3D』(スクウェア・エニックス)
- 『半熟英雄4 7人の半熟英雄』(スクウェア・エニックス)
- 『鉄拳4』(ナムコ)※コミッショナーとして認定される
出典
- ^ 2006年12月13日のテレビ東京系『おはスタ』にて「年齢は(当時)35歳」ということと共に公表した。
- ^ 鉄拳が素顔と新キャラ“愛センチュリー”を公開! - Techinsight 2011年2月2日
- ^ 戦え!僕らの愛センチュリー - 超未来戦士・鉄拳のブログ 2010年12月28日
外部リンク
- 「超未来戦士・鉄拳のブログ」
- COBSキャリア「鉄拳のビジネス花道」(イラストネタ連載)
「鉄拳 (お笑い)」の例文・使い方・用例・文例
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