金鰲列島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:54 UTC 版)
三大仙人の一人、通天教主を教主として、主に妖怪仙人が生活している直径15kmの碗型の巨大な島。内部には星と呼ばれる仙人が生活する球体が大量に浮いており、それぞれの星を繋ぐ廊下が張り巡らされている。人間の道士がいないわけではないが基本的に受け入れられない。 通天教主(つうてんきょうしゅ) 声 - 真砂勝美(ゲーム版) / 堀秀行 宝貝:六魂幡(りくこんはん) 金鰲島の教主で三大仙人の一人。一人称は「私」。『魔法使いサリー』のパパのような髪型にドラキュラ伯爵を思わせる服装。包み込んだものを魂魄さえ残さず消滅させるマント状のスーパー宝貝・六魂旛を身に纏い、名称不明の巨剣を振るう。妖怪の頂点に立つ存在ではあるが、崑崙山との友好関係につとめるなど穏健派で、封神計画にも関わっている。 200年前に弟子であった妲己が離反した際に、妲己を裏で操っていた女媧の存在に脅威を感じ、一人息子(楊戩)を妲己から保護するため元始天尊に預け、その一番弟子(王奕)を引き取る形で崑崙と不可侵条約を結ぶ。その後、聞仲が人界に下りた20年の間に妲己と王天君となった王奕により心を奪われ抜け殻と化す。 仙界大戦の折、王天君の命令で楊戩と戦い、強大な力で圧倒するも、妖怪である事を受け入れて崑崙と人間に味方する決意をした楊戩の言葉を受け暴走、王天君をも巻き添えにし、六魂旛を使って息子を守り、最期は彼に看取られながら封神される。
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