妖怪仙人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:54 UTC 版)
人以外の生物、あるいは無生物が1000年以上の間月日の光を浴びて魔性を帯び、最終的に人の形を取れるようになった者。正確には妖精(魔性を帯びる)→妖蘖(ようげつ、人型をとれる)→妖怪仙人(人型を常に維持できる)と格上げされる。人間と変わらぬ意思や知性を持つが、出自ゆえに残酷な素養を見せる者も少なくなく、人間には忌避されている。妖怪仙人は「半妖態(半妖形態)」と呼ばれる人間と妖怪の中間のような姿を取ることができる。半妖態は人と妖魔の強さを併せ持つとされ、戦闘になると半妖態をとる者や、あるいは十天君の多くがそうであるように普段から半妖態でいる者もいる。妖怪仙人はダメージを受けすぎると人の形を保てず本来の姿である「原型」に戻り、数年間は月日の光を浴びないと再び人の形をとることはできない。原型に戻ると、昆虫だった陳桐や無機物である王貴人のように非力で何もできなくなる者もいるが、魔家四将や趙公明のように強大な力を持つ者もいる。また原型を晒すことは妖怪仙人にとって最大の恥辱であるとされている。
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