都区内・りんかいフリーきっぷ(旧・東京自由乗車券)系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 00:12 UTC 版)
「都区内パス」の記事における「都区内・りんかいフリーきっぷ(旧・東京自由乗車券)系」の解説
東京駅より51km以上の区間については東京山手線内が「東京電環区間」と称された1944年より1980年代前半まで東京山手線内を一つの発着駅とした普通乗車券を発行したことなどからその代替を兼ね、東京山手線内および付随する東北本線田端駅 - 赤羽駅間および尾久駅・赤羽線各駅・総武本線東京駅 - 錦糸町駅間、秋葉原駅 - 錦糸町駅間を自由乗車区間とする東京自由乗車券(とうきょうじゆうじょうしゃけん)が発行されていた。また、東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線やエル特急として特別急行列車が頻繁に運行されていた房総地区や常磐線などではQきっぷなどにより東京山手線内を目的地とする乗車券と自由席特急券をセットした特別企画乗車券で対応がなされていた。 これら2点を整理・統合し、フリー区間を拡張したものとして2006年3月18日から都区内・りんかいフリーきっぷ、東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線使用のものについては新幹線都区内・りんかいフリーきっぷとした。「都区内・りんかいフリーきっぷ」では、当初は常磐線については設定がなされなかったが、2007年1月15日より発行が開始された。この他、往復に特急が利用できるものもある。なお、「新幹線都区内・りんかいフリーきっぷ」は2010年3月11日出発分、「都区内・りんかいフリーきっぷ」は2013年3月31日利用開始分を以って、いずれも廃止になった。 また、東海旅客鉄道(JR東海)東海道新幹線からは、小田原駅・熱海駅発着で東京自由乗車券と同じフリー区間を設定していた「こだま東京フリーきっぷ」を発売していたが、2009年7月16日利用分からこだま都区内・りんかいフリーきっぷに切り替わった。JR東日本発売のフリーきっぷ類の廃止後も残存していたが、2013年7月31日利用開始分を以て発売終了した。
※この「都区内・りんかいフリーきっぷ(旧・東京自由乗車券)系」の解説は、「都区内パス」の解説の一部です。
「都区内・りんかいフリーきっぷ(旧・東京自由乗車券)系」を含む「都区内パス」の記事については、「都区内パス」の概要を参照ください。
- 都区内・りんかいフリーきっぷ系のページへのリンク