過去のIOC委員(近年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 01:59 UTC 版)
「国際オリンピック委員会委員一覧」の記事における「過去のIOC委員(近年)」の解説
主に定年によって退任した委員や委員在任中に死去した事例が見られるが、中には金権腐敗などによって国際オリンピック委員会の倫理委員会から追放を受けた委員もいる。特に1986年から委員を務め、2001年の会長選挙立候補や副会長、理事を経験した金雲龍(大韓民国)委員は、ソルトレイクシティオリンピック招致スキャンダルで厳重警告を受け、2005年には韓国で横領や背任収財による実刑が確定し、IOC理事会で追放の提案をされた後、自ら辞任した。 委員国・地域就任年退任年オリンピック出場経歴事由ローランド・バール ドイツ 1999 2004 カヌー (1988–1996) 退任 チャーマイン・クロックス カナダ 1996 2004 陸上 (1984–1996) 退任 マニュエル・エストリアルテ スペイン 2000 2004 水球 (1980–2000) 退任 アントン・ヘーシンク オランダ 1987 2010 柔道 (1964) 死去 ブルーノ・グランディ イタリア 2000 2004 退任 ボブ・ハサン インドネシア 1994 2004 汚職により追放 ジョアン・アヴェランジェ ブラジル 1963 2011 水泳・水球 (1936, 1952) 追放を避けて自ら辞任 ポール・ヘンダーソン カナダ 2000 2004 セーリング (1964–1968) 退任 マーク・ホドラー スイス 1963 2006 死去 キキス・ラザリデス キプロス 2002 2006 退任 フランコイス・ナーモン ベルギー 2002 2004 退任 フランシス・ニャンウェソ ウガンダ 1988 2011 ボクシング (1960) 死去 マシュー・ピンセント イギリス 2002 2004 カヌー (1992–2004) 退任 イヴァン・スラヴコフ ブルガリア 1987 2005 汚職により追放 フィリップ・ヴォン・スコーラー オーストリア 1977 2000 名誉委員(2000–2008) 2008年死去 ペルニラ・ウィベルグ スウェーデン 2002 2010 アルペンスキー (1992–1998) 退任 金雲龍 韓国 1986 2005 汚職と横領の罪により逮捕され辞任
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