過労による労災認定が頻発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 02:25 UTC 版)
「東芝の労働事件」の記事における「過労による労災認定が頻発」の解説
2008年、長時間労働など業務上のストレスで男性技術社員が自殺した事件において、労基署は、妻が詳細に記録していた男性の出勤時間や帰宅時間などを考慮し、1ヵ月あたり100時間前後の時間外労働が続いていたと認定し、労災を認めた(2008年4月)。この事件では、東芝側は「タイムカードの保存期間が経過した」などとして、労働時間記録の提出を行なわず、遺族に対して非協力的な態度を取っている。 2009年では、東芝子会社「東芝電機サービス」に勤務する男性技術者が出張先で死亡した事件において、当該社員の死亡は過労死だったとして労災が認定されている(2月)。 さらに、2009年には、東京地裁によって東芝の元女性社員の労災認定がなされている(09年5月)。
※この「過労による労災認定が頻発」の解説は、「東芝の労働事件」の解説の一部です。
「過労による労災認定が頻発」を含む「東芝の労働事件」の記事については、「東芝の労働事件」の概要を参照ください。
- 過労による労災認定が頻発のページへのリンク