運行計画の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 19:33 UTC 版)
運輸省から免許が与えられた熱海モノレールの計画では営業区間2.07km。方式は日立アルヴェーグ式モノレールを採用。起点を熱海駅前に隣接する地下駅とし、90‰の下り勾配でトンネル区間、地上に出て熱海湾沿いを走行し終点のアタミロープウェイ乗り場まで走行する予定だった。 終点まで途中2か所に駅があり、共に海上での建設が予定された。1962年(昭和37年)の免許申請書類に添付されていた運転表によると運転時間帯は9 - 22時台と設定され、全線の所要時間と運行間隔共に5分で最高速度:55km/h(表定速度:30km/h)だった。車両は名鉄モンキーパークモノレール線MRM100・200形と同じ3両固定編成で定員195名と設定されていた。また、運賃は100円の均一運賃にする予定だった。その後、1965年(昭和40年)に起業目論見書記載事項の変更を申請し、少し陸地側に寄せたルート変更と駅の位置や駅の名称の変更と営業距離を2.07kmから1.84kmに変更が行われた。 なお、熱海モノレール会長兼東京モノレール社長の犬丸徹三は、将来的に東京モノレールを熱海まで延長し、熱海モノレールと接続させる意向を示していた。
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