連続テレビ小説 木瓜の花
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「ダウンタウンのごっつええ感じ」の記事における「連続テレビ小説 木瓜の花」の解説
某国営放送の連続テレビ小説風のミニドラマ。元ネタは『細うで繁盛記』。昭和45年の夏、料亭「花兆」で繰り広げる人間模様を(浜田や今田が女性役を演じる事以外は)ほぼ笑いの要素ゼロで演じた。(ただし完結編は客の笑い声が挿入されていた。)番組のレギュラー以外でも俳優の佐藤蛾次郎、冨士真奈美、宮川一朗太、八名信夫らが出演するなど、ドラマ面からいってもクオリティの高い本格的なものであった。最終回直前でサスペンス調になり、登場人物が次々と殺され、容疑者として浜子が逮捕。これで終わると思いきや、生き残った明美の意味ありげな含み笑いで物語は締めくくられた。全12回。最終回では、OA前にNG集が放送されたり、富士、宮川、佐藤に花束が渡されたりと1コーナーとしては破格の待遇構成となった。 ■登場人物 花岡浜子(浜田)…主人公。和夫の推薦で「花兆」の女将になったものの、和夫の死に乗じた佳代の鶴の一声で仲居に降格される。ストーリーの中盤から毎回ラストシーンで意味深な笑みを浮かべるようになる。 花岡佳代(冨士眞奈美)…和夫の妻。浜子を何かといびる。 花岡健一(宮川一朗太)…和夫の長男。役所勤務だが気弱。17年前の回想シーンでは他のキャストが同じ役を演じている中で唯一別人(峰松佑貴)が演じている。 仙吉(松本)…「花兆」の番頭。 花岡千代(今田)…健一の姉。連れ添った夫・こうじろうと離婚して「花兆」に舞い戻る。 花岡美代(篠原)…千代の妹。 花岡和夫(戈一貴登)…一代で「花兆」を築き上げた大旦那。故人。 時蔵(蔵野)…「花兆」の板前。 勇介(板尾)…「花兆」の板前。完結編での連続殺人事件では最後まで生き残ったが… 明美(YOU)…「花兆」の仲居。 登志子(西端)…「花兆」の仲居。 吉留作三(佐藤蛾次郎)…浜子の父。 権藤虎次(八名信夫)…地元を仕切るヤクザの親分。浜子の商才を見抜き、閉店したバーの経営を一任させる。 刑事(織本順吉)…浜子を「花兆」で起こった連続殺人事件の容疑者として逮捕した。
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