逆時計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 21:16 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (きや-きん)」の記事における「逆時計」の解説
逆時計(ぎゃくどけい)は、「人間製造機」(てんとう虫コミックス第8巻に収録)「『時』はゴウゴウと流れる」(てんとう虫コミックス第34巻収録)に登場する。 懐中時計を模した道具。作動させると針が反時計回りに回転し、それと同時に時間がビデオのように巻き戻されていく。自分の周囲にとどまらず広範囲に影響を及ぼし、しかも影響を受けた者は時間を戻す前の記憶を残している。「人間製造機」では操作者自身は時間を戻した影響を受けないようだが(ドラえもんがミュータント誕生前の時間に戻したが、ミュータントの攻撃で変形した頭がそのまま)、『ドラえもんひみつ道具完全大事典』などでは操作者も影響を受けているように見える(食べた菓子を体内から皿に戻す)。「『時』はゴウゴウと流れる」では、「ドラミにあげた」とドラえもんが発言しており、その後は登場していない。 カートリッジ型逆時計と実物時間逆転機 テレビアニメ第2作第1期「逆もどし」(藤子・F・不二雄作品『ポコニャン』の「逆もどし」が原作。1980年6月2日放送、レンタル用ビデオ『テレビ版ドラえもん』第35巻に収録)に登場する。 カートリッジ型の「逆時計」が登場し、これを8ミリビデオカメラに組み込むと「実物時間逆転機」となる。「実物時間逆転機」は「逆時計」と同様の効果を持つ道具で、カメラを向けた先で起こった事象を逆回転させる。カメラを向けた先のみに効果が出るため、「逆時計」のように周囲に影響を及ぼすことはない。
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