送電線の出資・譲渡とは? わかりやすく解説

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送電線の出資・譲渡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 15:54 UTC 版)

九州送電」の記事における「送電線の出資・譲渡」の解説

1938年政府新設国策会社日本発送電通じて全国発電送電管理するという電力国家管理規定した電力管理法」が成立し全国電気事業者から主要な電力設備出資させて1939年昭和14年4月1日日本発送電設立された(第1次電力国家管理)。このとき日本発送電管理対象とされた設備は、出力1万キロワット超の火力発電所や、最大電圧100キロボルト以上の送電線とそれに接続する変電所などで、これに従い九州送電では110キロボルト送電線福岡幹線高千穂変電所 - 嘉穂変電所間)と福岡県方面66キロボルト線4路線22キロボルト線1路線高千穂・嘉穂両変電所日本発送電設立時出資するよう逓信省より命ぜられた。出資設備評価額4092695円で、出資対価として九州送電には日本発送電額面50円払込済み株式81853払込総額4092650円・出資対象33事業者23位)が交付されている。 日本発送電への一部出資後も、110キロボルト線の福岡幹線のうち七ツ山線(高千穂変電所 - 耳川変電所間)と上津役線(嘉穂変電所 - 上津役変電所間、1938年11月使用開始)や発電所周辺送電線耳川上津役変電所九州送電に残るが、これらの大半1939年4月設備出資同時に日本発送電へと貸与しその後1940年昭和15年2月1日付で同社譲渡している。以後九州送電に残る送電・変電設備発電所間または発電所変電所間の連絡送電線のみとなった日本発送電発足により、九州水力電気東邦電力への電力供給消滅し九州送電電力供給先は日本発送電1社単独となった

※この「送電線の出資・譲渡」の解説は、「九州送電」の解説の一部です。
「送電線の出資・譲渡」を含む「九州送電」の記事については、「九州送電」の概要を参照ください。

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