返還に関する動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 08:55 UTC 版)
「横浜ノース・ドック」の記事における「返還に関する動き」の解説
アメリカ軍に乳製品やアイスクリームを供給する「神奈川ミルクプラント」(横浜市神奈川区亀住町)が2000年3月31日横浜市に返還されたことで、横浜ノース・ドック内に乳製品倉庫のみ移転され乳製品工場は閉鎖された。なお、返還後にミルクプラントが解体され、跡地は浦島公園を拡張し整備された。 瑞穂埠頭内には横浜倉庫などの民間倉庫や風力発電所「ハマウィング」などが存在する。陸側と埠頭を結ぶ瑞穂橋及び埠頭外周の港湾道路は2009年3月31日に返還された。 2021年(令和3年)3月31日、使用されていなかった鉄道用のレールや周辺の土地など、約1,400㎡が返還された。 将来の横浜都心臨海部・インナーハーバーにおける整備指針となる「海都横浜構想2059」では、完全返還後の瑞穂埠頭を水上交通(シーバス)の要としており、具体的にはみなとみらい地区やポートサイド地区、山下公園、大黒埠頭などから瑞穂埠頭へ直接往復便のシーバスを運行させるとしている。また、インターナショナルパークの整備や60haの敷地を1haずつ様々な国に貸し出し、国際情緒豊かなオフィス、パビリオンなどを整備する構想も出ている。
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