近江の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/29 21:24 UTC 版)
近江の戦い(おうみのたたかい)[注釈 1]は、建武政権期(広義の南北朝時代)、延元元年/建武3年9月中旬から29日(1336年10月下旬から11月3日)にかけて、近江国(現在の滋賀県)で、建武政権の新田義貞・脇屋義助らと、足利方の小笠原貞宗・佐々木導誉らとの間で行われた戦い。建武の乱の末尾を飾る戦いで、比叡山に本拠地を遷した建武政権は、この敗戦によって近江側からの補給路を断たれたことで、同年10月10日(西暦:11月13日)に足利方へ降伏した。
注釈
- ^ 『太平記』流布本での名称は「江州軍(こうしゅういくさ)」であるが、古風に過ぎるため、便宜上「江州」→「近江」、「軍」→「〜の戦い」として立項。
出典
- ^ a b c d e f g h i 梅松論下 1928, pp. 140–141.
- ^ a b c d 『大日本史料』6編3冊785–787頁.
- ^ 『大日本史料』6編4冊272–283頁.
- ^ 『大日本史料』6編3冊799–801頁.
- ^ 『大日本史料』6編3冊802–829頁.
- ^ 博文館編輯局 1913, pp. 508–510.
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