近年の動静
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 07:41 UTC 版)
金融再編等によって、LONGSを構成する金融機関は、変化が相次ぎ、日本興業銀行は2002年にみずほ銀行・みずほコーポレート銀行に合併・分割した際に離脱した。また経営破綻を経て国有化された長銀および日債銀は、2004年に新生銀行、2006年にあおぞら銀行とそれぞれ普通銀行に転換したが、いずれもLONGSには残留した。このほか商工中金は特殊会社たる株式会社商工組合中央金庫に改組され、完全民営化が検討されたが、2008年に始まった世界的な金融危機への対応や、その後の東日本大震災の発生を受け、完全民営化の時期が見直されている。 2015年初頭までに、新生銀行は自行ATMのすべてをセブン銀行ATMに切り替えた。 2007年9月、新生銀行が三浦藤沢信用金庫(後のかながわ信用金庫)との直接による相互接続を行った。しかし、前述の通り、新生銀行が自行ATMをすべてセブン銀行に入れ替えるなど、環境の変化が生じたため、かながわ信金側への事実上の片方向接続状態を経て、2015年12月31日を以て接続は解除となった。 2018年8月27日から、あおぞら銀行は自行のATMをゆうちょ銀行のATMに転換する旨を発表し、同年内に置き替えを完了させた。 このため自前のATMの設置は商工中金のみとなり、新生銀行とあおぞら銀行は事実上ネットワークへの接続のみの状態となっている。
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