車内案内放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 05:20 UTC 版)
かつては8トラテープ方式からレゾナント・システムズ製の音声合成装置を使用していたが、現在は指月電機製作所製の音声合成装置・運賃表示器を使用している(リモコンも取り換え)。なお、運賃箱メーカーの小田原機器とセットで導入したため、各機器に小田原機器のシールが貼られている。 沖縄バスで初めて音声合成装置を採用したのは、2004年に36番・糸満〜新里線用に導入したワンステップバス(現在は77番で使用)である。これが、沖縄本島初の音声合成装置の導入となった。 それ以降、一部の車両でも音声合成装置を搭載するようになるが、2008年4月25日の定期更新の際に8トラテープを更新した車両も多数あったが、音声合成装置への切り替えは順調に進み、最後まで8トラテープ方式であった87・287番、7・8番に使用される車両も経路変更のタイミングで音声合成装置に切り替えられた。 2015年のOKICA導入に合わせ、運賃箱の更新が行われ、そのタイミングに合わせ、運賃箱と連動可能な運賃表示器・音声合成装置の取り換えが行われた。系統設定は運賃箱の乗務員用液晶操作パネルで一括で設定可能となっており、従前の各装置での設定が不要となった。(ただし、LED行先表示器(沖縄バスは主にオージ製を使用)と整理券発行機は、出発毎に手動での設定が必要となる。) 音声合成導入時から、次停留所放送時のチャイム音はなく、すぐ「次は~」となっていたが、2016年4月下旬の放送内容定期更新に合わせる形で、一部車両において電子チャイム音が追加された。(8トラ時代のチャイム音に極めて近い電子音となっている)
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