車体・内装・機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 06:44 UTC 版)
「京阪7000系電車」の記事における「車体・内装・機器」の解説
前面デザインは6000系のイメージを踏襲しつつ、前面ガラス部の傾斜をなくし、垂直にしたものである。また、側面窓の構造が変更され、6000系6次車以前に比べて窓枠の露出が少なくなっている(6000系6次車の一部を編入した7004F京都側3両を除く)。この側面窓の構造は、6000系7次車以降でも採用されている。 内装では、座席袖仕切りにモケットが貼られ、ドアスペースに設置されているつり革の跳ね上げ機構を省略した(長さが短い)点が同系列と異なる。 1989年に新製された6000系6014Fで試験を行っていた制御装置のATR-H4200-RG622Aは東洋電機製造製で、GTO素子(4500V/3000A)によるVVVFインバータ制御を本格的に採用した。主電動機TDK6151-Aは200kW(当時は新幹線以外では日本最大)の大出力の誘導電動機を装備している。最高速度は110km/h(設計上は120km/h)、起動加速度は6000系より少々上がって2.8km/h/sである。 なお、7001F・7002F・7003Fは京都方から3両+4両のユニット構成であるが、7004Fのみ京都方から4両+3両のユニット構成となっている。いずれも後に登場する7200系のような5両編成での運用には対応していない。
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