路面電車の再開業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/05 06:24 UTC 版)
「ナウムブルク市電」の記事における「路面電車の再開業」の解説
蒸気路面鉄道の廃止後、電化に加え新規路線、変電所の建設を含んだ工事は短期間で行われ、1907年1月2日にナウムブルク市電は路面電車として再開業した。開業当初はハレ - ベーブラ線のナウムブルク中央駅と接続する中央駅電停(Hauptbahnhof)から市内中心部のマルクト(Markt)を経由しザルツトール(Saiztor)を結ぶ路線を有し、午前6時30分から翌日午前0時30分まで20分間隔で運行するダイヤであった。1908年にミヒャエリストール(Michaelistor)まで路線が延長され、1914年にナウムブルク市内を循環する環状線が完成し、マルクトを経由する支線を含めた5.3kmの路線網が完成した。それ以外にも路線延長が計画されていたが、第一次世界大戦による被害の結果実現する事は無かった。以降は開業時に導入された車両(電動車4両、付随車6両)を含め変化はなかった。 電化開業初期のナウムブルク市電(1915年撮影) 第二次世界大戦末期の1945年4月12日、ナウムブルクはアメリカ軍による空襲による甚大な被害を受け、路面電車も線路や車両が多数破壊された。復旧はドイツ敗戦後の9月12日となったものの、環状線は単線・時計回りの運行のみとなった。
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