越前加賀海岸国定公園
石川県西部の尼御前(あまごぜん)岬から福井県敦賀市にかけての海岸と柴山潟、北潟湖を区域とする。東尋坊(とうじんぼう)と越前岬は、この公園を代表する景勝地である。
東尋坊は高さ30mほどの安山岩の断崖で、柱状節理(ちゅうじょうせつり)が連続し、日本海に向かって突き出している。また、越前岬周辺の海岸は段丘が発達し、海中には岩礁や小島が多い。スイセンの自生地でもある。
植生は広い範囲に2次林があるが、県境の石川側の塩屋鹿島明神社叢と東尋坊北方の雄島大湊神社社叢などにシイ、タブノキ、その他の照葉樹林が残る。動物では、加賀市片野(かたの)の鴨池にマガンとヒシクイが多数のカモ類とともに渡来する。
海岸沿いに道路があるため、移動は便利である。また、公園近傍には片山津、芦原(あわら)の温泉地がある。
越前加賀海岸国定公園と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書から越前加賀海岸国定公園を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から越前加賀海岸国定公園 を検索
- 越前加賀海岸国定公園のページへのリンク