超伝導サブミリ波リム放射サウンダ
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超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(ちょうでんどうサブミリはリムほうしゃサウンダ、Superconducting Submillimeter-Wave Limb Emission Sounder, SMILES) は、国際宇宙ステーションの日本実験棟(きぼう)曝露部に設置された日本の大気観測装置であり、4 K(ケルビン)(-269℃)に冷却した超伝導検出器によって、これまでにない高精度の大気観測を行った。
- ^ a b c “ISSの大気観測装置、復旧断念 費用と年月かかり”. asahi.com (2011年1月19日). 2011年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月19日閲覧。
- ^ “曝露パレットの収納完了 新着情報:宇宙ステーション補給機(HTV) - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター”. JAXA. (2015年9月16日) 2016年11月18日閲覧。
- ^ “Weekly Recap From the Expedition Lead Scientist (Highlights: Week of March 24, 2014)”. NASA. (2014年4月1日) 2014年4月6日閲覧。
- ^ “「こうのとり」5号機が大気圏再突入、ミッション完遂! ファン!ファン!JAXA!”. JAXA. (2015年9月30日) 2016年11月18日閲覧。
- 1 超伝導サブミリ波リム放射サウンダとは
- 2 超伝導サブミリ波リム放射サウンダの概要
超伝導サブミリ波リム放射サウンダ (SMILES)
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「きぼう」の記事における「超伝導サブミリ波リム放射サウンダ (SMILES)」の解説
詳細は「超伝導サブミリ波リム放射サウンダ」を参照 超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(Superconducting Submillimeter-Wave Limb-Emission Sounder:SMILES)は、2009年9月にHTV初号機で打ち上げられ、船外実験プラットフォームのEFU#3(不具合時はEFU#5)に設置された。成層圏の大気に含まれる微量な物質が放射するサブミリ波を計測し、オゾン層および関連する化学物質の観測を行う。SMILESは2010年4月に、サブミリ波受信系の一部の機器が故障したため観測運用は出来なくなった。2011年1月19日に復旧を断念し運用を終了したが、稼働していた半年分の大気観測データは得られており、また2014年3月まで行われた、SMILESに搭載されている小型長寿命化した機械式冷凍機による極低温冷却の技術実証による温度変化の特性データも得られている。その後、2015年9月にHTV5号機で回収され大気圏再突入時に廃棄されている
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