超伝導における同位体効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 04:40 UTC 版)
「同位体効果」の記事における「超伝導における同位体効果」の解説
BCS理論に基づく超伝導体において、電子-格子相互作用の格子振動を担う原子を、その同位体に置換した場合、その同位体原子と元の原子の質量の違いから、超伝導になる転移温度が変化する現象のこと。 通常、同位体が元の原子より軽ければ、転移温度は上がり、逆に重ければ下がる。
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