局部発振器とは? わかりやすく解説

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きょくぶ‐はっしんき【局部発振器】

読み方:きょくぶはっしんき

入力周波数別の周波数変換するときに、二つ周波数の差に等し周波数つくりだすための発振器スーパーヘテロダイン受信機利用


局部発振器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/08 06:47 UTC 版)

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局部発振器(きょくぶはっしんき、: local oscillator)は、スーパーヘテロダイン受信機などにおいて、周波数変換のための信号を発生する発振器のことである。

元の信号が通信の相手方(リモート)で発生されているものであるのに対し、受信側(ローカル)で信号を発生させるものであることから、この名がある。

概要

元の信号の周波数の値から、変換先の周波数の値ぶん高い周波数、あるいは低い周波数の正弦波を局部発振器で発生する。これを混合器で混合すると、入力信号と局部発振の周波数の差と和の信号が生成される。これをヘテロダインと呼ぶ。通常、周波数の差である低い周波数のほうを出力として利用し、これを入力信号の周波数の変換とみて、周波数変換(英: frequency conversion)と言う。差の周波数で変動するうなりに似ているが、うなりは振幅の和で起こるものであるのに対し、ヘテロダインは積によるものなので注意。うなりでは周波数の和は出てこない。

ダブルコンバージョンやトリプルコンバージョンと言うが、複数個の局部発振器を利用し、複数回の変換をおこなうこともある。

歴史的には、アナログ時代の受信機で局部発振器をよく使っていた(1980年代以降、ダイレクトコンバージョンが見直され実用的に使われるようになった)。非線形光学の発展により、同じ手法と原理を この項目は、電子工学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますPortal:エレクトロニクス)。




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