BS-IF/CS-IF(周波数変換)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 07:30 UTC 版)
「日本における衛星放送」の記事における「BS-IF/CS-IF(周波数変換)」の解説
「中間周波数#衛星放送・通信衛星」も参照 衛星放送では、人工衛星からパラボラアンテナで受信した周波数を、そのまま同軸ケーブルに流すと非常に減衰が大きいため、パラボラアンテナ受信部にある変換部で、周波数を下げるダウンコンバートで変換する。この変換部をコンバーターまたは局部発振器と呼ぶ。 通常はパラボラアンテナの先端に取り付けられており、チューナーに接続した同軸ケーブルから15ボルト直流電源の供給を受けている。またコンバーターは局部発振周波数(局発周波数)と呼ばれる変換周波数を持っていて、BS放送を例にとると、パラボラアンテナで受信したBS衛星周波数は、局部発振周波数(10.678GHz)を減算したBS-IF周波数に変換し、同軸ケーブルに送り流す。 従ってチューナーの受信周波数は、BS-IF周波数になる(BS衛星周波数-局部発振周波数=BS-IF周波数)。スカイパーフェクTV!におけるCS-IFについては、スカパー!の放送波受信の仕組みと配線を参照。
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