赤坂東邸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 20:53 UTC 版)
「あかさかひがしてい」と読む。皇太子徳仁親王が仮住まいとして使用した期間は東宮仮御所とも呼んだ。1984年(昭和59年)12月に高円宮家の親王同妃が、宮邸建築のためにこの邸を使用、1990年2月28日より皇太子徳仁親王が独立のための仮住まいとして使用。1997年6月から1998年3月までは皇太子同妃が東宮御所改修工事のため仮住まいとして使用、2008年8月から2009年8月、皇太子一家が東宮御所改修工事のため使用するなど、皇族が仮住まいなどに使う共用の邸宅であった。御用地の東側に位置し南に秋篠宮邸が隣接する。 1984年に建設され、総工費2億6千万円。延床面積は700平方メートル。1989年(平成元年)、皇太子徳仁親王の独立のため1億3500万円で改修。東宮職職員約40人を収容できる鉄筋プレハブ2階建ての付属邸を建築された。1993年、東宮仮御所を結婚までに全面的にリフォームした。1990年(平成21年)1月29日に、付属棟の落成式が行われた。赤坂東邸の本邸は総工費が2億6000万円。職員棟は1億3500万円である。 秋篠宮文仁が皇嗣となったことに伴う秋篠宮邸の増築工事に伴い、赤坂東邸は秋篠宮邸と一体とした活用が検討されており、共用の邸宅としての機能は高輪皇族邸に移される事を予定している。
※この「赤坂東邸」の解説は、「赤坂御用地」の解説の一部です。
「赤坂東邸」を含む「赤坂御用地」の記事については、「赤坂御用地」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から赤坂東邸を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から赤坂東邸を検索
- 赤坂東邸のページへのリンク